「エビフライの尻尾って食べられるのかな？」

「食べる人と食べない人に分かれるけれど、どちらが正しいのだろう」

 

このように、エビフライの尻尾を食べるかどうかについて悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。エビフライの尻尾が体に悪いと言う人もいるようですが、実はそんなことはありません。そこで、今回はエビフライの尻尾の成分や食べる人の割合などを紹介します。

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エビフライの尻尾を食べる人の割合は？67%が食べる！

エビフライの尻尾を食べるか食べないか意見が分かれますが、どちらが多数派なのか気になるでしょう。はじめに、エビフライの尻尾を食べる人は全国にどのくらいいるのか紹介します。

エビフライの尻尾を食べる人の割合は多い

Jタウン研究所の調査によると、全国でエビフライを食べる人の割合は67.1%、食べない人の割合は32.9%だったそうです。日本人の約7割がエビフライの尻尾を食べるという結果になりました。自分の周りに食べる派がいないと「自分は食べるのはおかしいのかな？」と不安になったことがある方もいるでしょう。しかし、食べる人が多数派なので安心してください。

 

参考：Jタウンネット公式サイト

都道府県によって食べる・食べないに差がある

実は、都道府県によって、エビフライの尻尾を食べる・食べないに差があります。滋賀県や静岡県は食べる派が100%、栃木県や広島県は食べない人のほうが多いようです。関西だから食べる・関東だから食べないなどの違いはないと分かります。

 

参考：Jタウンネット公式サイト

エビフライの尻尾は体に悪くない！尻尾にある3つの栄養素

エビフライを食べない方は、尻尾は体に悪そうなイメージを持っているでしょう。 実は、エビフライの尻尾は体に悪くないです。ここで紹介する3つの栄養素を知れば、体に良いと分かります。

 

• 食物繊維
• カルシウム
• アスタキサンチン

食物繊維

1つ目の栄養素は食物繊維（キチン酸）です。キチン酸は、エビやカニなどの甲殻類の殻に含まれる栄養素で、肥満防止や体内の有害物質を外に出す効果があります。体に良い栄養素の1つです。

カルシウム

2つ目の栄養素は、カルシウムです。カルシウムは、強い骨や歯を作ったり、神経を安定させたりする効果がある栄養素で、人の成長に欠かせません。

アスタキサンチン

3つ目の栄養層は、アスタキサンチンです。アスタキサンチンはビタミンEよりも抗酸化力が優れており、老化を防ぐアンチエイジングに効果があると言われる栄養素です。

エビフライの尻尾を食べるのはマナーが悪い？

エビフライの尻尾を食べるのはマナーが悪いのか、気になる方もいるでしょう。 実は、エビフライの尻尾に関して、マナーが良い・悪いはないようです。そのため、食べても食べなくても問題はありません。 ただし尻尾を食べない場合は、お皿の端に寄せましょう。お皿の上を綺麗な状態にしておけば提供してくれた方が嫌な気持ちにならないからです。

エビフライの尻尾に関する疑問2つ

最後に、エビフライの尻尾に関する疑問を2つ紹介します。

 

1. エビフライの尻尾に発がん性物質や毒があるって本当？
2. 食べるときの注意点は？

エビフライの尻尾に発がん性物質や毒があるって本当？

エビフライの尻尾には栄養素が含まれていますが、発がん性物質や毒があるという情報はありません。しかし、エビフライの尻尾だけに限りませんが、食べすぎるのはあまりよくないでしょう。

食べるときの注意点は？

口の中や食道などを傷つける可能性がある点です。よく噛んで食べないと、固い尻尾によって口や食道が切れてしまいます。とくに小さいお子様がいる場合は、細かく切る・食べさせないようにするなどの工夫をすることをおすすめします。

エビフライの尻尾は食べても大丈夫！よく噛んで食べよう

エビフライの尻尾は体に悪いどころか、食物繊維やカルシウムなどの栄養素が含まれているため体に良いといえます。日本人は食べる派が多いので、周りに食べる人がいない場合も安心して食べてください。 もし残す場合は、お皿の端に寄せて置き、綺麗な状態にしておくと提供者に親切です。口の中が切れる可能性があるため、食べる際はよく噛んでから飲み込むようにしましょう。