「子供にエビフライを食べさせていいタイミングが分からない」

「もしアレルギー反応が出たらどうしよう」

 

このように、小さな子供に甲殻類を食べさせるタイミングについて悩む方は多いです。 エビやカニはアレルギー反応が出やすい食材のため、始めて食べさせるときはドキドキしますよね。 そこで、この記事では子供はいつからエビフライを食べられるのか、気をつけるポイントなどを紹介します。

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エビフライを子供に食べさせるのはいつから？

はじめに、エビフライを子供に食べさせるのはいつからOKなのか、紹介します。

1歳半～2歳以降が目安

1歳半～2歳以降になったらエビフライを食べさせる人が多いようです。 1歳未満の子供には食べさせないほうがいいといわれていますが、中には3歳までは食べさせない人もいます。 理由は、重度のアレルギー反応が出た場合、命に関わる可能性があるからです。 そのため、1歳半を過ぎたくらいから少量ずつ食べさせるのがおすすめです。

子供がエビフライを食べて起こり得る危険性｜甲殻類アレルギー

子供がエビフライを食べて起こり得る危険は、甲殻類アレルギーが起こることです。 エビやカニなどの甲殻類を食べると、蕁麻疹や呼吸困難になる場合があります。 子供が甲殻類アレルギーだった場合は、アレルギー反応が起こるのはエビやカニそのものを食べたときだけではありません。 エビやカニのエキスが入った食材や、同じフライパンで調理したものを食べたときもアレルギー反応が出てしまいます。

エビフライを子供に食べさせるときに気をつけるべきポイント

エビフライを初めて子供に食べさせるときに、気をつけるべきポイントは下記の5つです。

 

1. 充分に加熱したものを与える
2. 一度にたくさん与えない
3. 体調が良いときに与える
4. 病院に行ける時間帯に与える
5. 他の食材と一緒に与えない

 

それぞれ詳しく解説していきます。

充分に加熱したものを与える

1つ目のポイントは、十分に加熱したものを与えることです。 加熱すればアレルギー反応が出ないわけではありませんが、食中毒を防げます。 万が一エビにウイルスが付いていた場合でも、よく加熱すれば食中毒の危険は減らせます。

一度にたくさん与えない

2つ目は、一度にたくさん与えないことです。 もしアレルギーだった場合、大量に食べてしまうとアレルギー反応が重症化する危険があるからです。 エビフライを与えるときは、エビフライを細かくして1～2切れずつ与えるなどの工夫をしましょう。

体調が良いときに与える

3つ目は、子供の体調が良いときに与えることです。 体調が悪く免疫力が下がっているときにウイルスのついた食材を食べると、食中毒にかかりやすくなるためです。 具合が悪そう・いつもより元気がないと感じる日は、エビフライを与えるのはやめたほうがいいでしょう。

病院に行ける時間帯に与える

4つ目は、病院に行ける時間帯に与えることです。 アレルギー反応が出てしまった場合、すぐに診察してもらえるためです。 近所の病院の休診日や診療時間をチェックし、もしアレルギー反応が出てもすぐに病院に行けるような環境を作ってから食べさせましょう。 以下のタイミングでは病院が開いていない可能性が高いので、気をつけてください。

 

• 年末年始
• ゴールデンウィーク
• お盆休み
• 深夜・早朝

他の食材と一緒に与えない

5つ目の気をつけるべきポイントは、他の食材と一緒に与えないことです。 理由は、アレルギー反応が出た場合、どの食材に反応したのか分からないためです。 卵・蕎麦・ナッツ類・果物などはアレルギー反応が起こりやすいです。 初めてエビフライをあたえるときはエビフライだけを与え、様子を見ましょう。

子供にエビフライをいつから食べさせていいかは決まっていない！

子供にエビフライをいつから食べさせていいかは、明確になっていません。 しかし、エビフライを始めて食べるときは甲殻類アレルギーを起こす可能性が高いため、1歳半～2歳以降を目安に、少量ずつ与えて様子を見るのがおすすめです。 初めてエビを与える際は、病院の診療時間に合わせたり、他の食材と一緒に与えないようにしたりして、子供の様子に気を配りながら食べさせましょう。