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冷凍食品は再冷凍できる?特に気を付けるべき食品や注意点もご紹介

再冷凍してはいけない冷凍食品

 

「冷凍食品を間違えて冷蔵庫に入れてしまい解凍してしまった」「購入した冷凍食品をうっかり出しっぱなしにしていたら溶けてしまった」…このような経験はありませんか?冷凍食品が溶けてしまった時に気になるのが、「再冷凍しても大丈夫?」という点ではないでしょうか。そこでこの記事では、冷凍食品は再冷凍しても大丈夫なのか、再冷凍にはどのようなリスクがあるのかについて解説したいと思います。

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冷凍食品は再冷凍しても大丈夫?

冷凍食品が溶けてしまった場合、たとえ未開封であっても再冷凍はNGです。食品は冷凍の過程で細胞壁が破壊されます。解凍した後に再冷凍するとさらに細胞壁が壊されることになり、味や風味が落ちる原因になるのです。また、溶けた時に温度が上がり過ぎてしまうと雑菌が繁殖する恐れがあり、衛生面のリスクがあるというのも理由の一つです。

冷凍食品を再冷凍してはいけない理由

冷凍食品を再冷凍してはいけない理由を詳しくみていきましょう。

食中毒のリスクが高まる

冷凍食品を再冷凍すると、食中毒のリスクが高まります。冷凍食品は、食品を凍らせることで微生物の活動を抑えることができていますが、溶けて温度が上がると菌の活動が活発になり、雑菌が繁殖する恐れがあるのです。

食材が劣化する

再冷凍を行うと、食材が劣化します。冷凍食品は、製造の過程でできるだけ細胞組織を壊さないよう-30℃以下で急速冷凍されています。それに対して一旦溶けた状態から家庭の冷凍庫で再冷凍した場合、食品の中に氷の粒ができてしまい、細胞組織が壊れて品質が低下します。味や風味、触感、色、栄養などすべての面において劣化することは避けられません

再冷凍すると食中毒のリスクが高まるのはなぜ?

解凍した状態で菌が繁殖したとしても「再冷凍すれば大丈夫なのでは?」と思われるかもしれませんが、この考え方は危険です。なぜなら、冷凍によってすべての菌が死滅するとは限らないためです。食品安全委員会の公式サイトによると、サルモネラは−23℃で7年間も生きると書かれています。そのため、完全に溶けて常温で放置された冷凍食品は、安全のためにも処分しましょう。

特に再冷凍してはいけない食品

冷凍食品の再冷凍については、冷凍食品メーカーのホームページでも「解凍後の再冷凍はおすすめしません」または「おやめください」とはっきり書かれていることが多いです。また、ホームフリージングの食品についても再冷凍は避けるべきですが、その中でも特に注意してほしいのが、加熱されていない肉や魚などに代表される、タンパク質が主成分である食品です

 

火を通していないことで雑菌が繁殖する危険性がさらに高まるため、解凍後の再冷凍は控えましょう。その他、一度溶けてしまったアイスも食感や味が元には戻らないため再冷凍は避けた方が無難です。

状況によっては再冷凍できるケースも

冷凍食品の再冷凍は基本的に避けた方がよいとされていますが、常温ではなく冷蔵庫で解凍されたものや、表面だけ少し溶けているような状態であれば、再冷凍しても比較的安全性は高いでしょう。再冷凍する際は、小分けにしたりアルミトレーに乗せるなどしてできるだけ早く凍らせるのがポイントです。ちなみに、3時間程度の停電であれば、扉の開閉をしなければ冷凍状態を保てます。

基本的に冷凍食品の再冷凍は避けましょう

品質面・衛生面から見ても、基本的に冷凍食品の再冷凍は避けましょう。冷凍食品を購入して持ち帰る際には、保冷剤や保冷バッグを活用するなど溶けないような対策をとるようにしましょう。冷凍食品は一度解凍したらすぐに食べるという前提で作られています。本記事を参考に、冷凍食品を美味しい状態で消費するよう心がけてみてください。

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