冷凍エビフライを食べようと揚げてみたら、油っこくって見た目や味も今一つだった経験はありませんか？実は冷凍のエビフライを美味しく揚げるには、いくつか押さえるべき基本があります。揚げ方のポイントを抑えることで、見た目も美しく、美味しいサクサクとした食感に仕上げられます。

 

本記事では、冷凍エビフライを失敗してしまう原因と手軽に楽しめるポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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冷凍エビフライが失敗してしまう原因3選

冷凍エビフライが、失敗してしまう原因は以下の3つです。

 

• 冷凍してから揚げる
• 1度に大量に揚げる
• 揚げている最中に触りすぎている

 

失敗の原因を理解すると、見た目も良い、美味しいエビフライが仕上がります。

解凍してから揚げる

冷凍エビフライを解凍すると衣が水分を多く含んでしまうため、揚げる際に油がはねて危険性が高くなります。また、エビから出る水分によって、衣がベタついたり、生臭くなったりと味が落ちる原因にもなります。解凍せずに冷凍状態のまま揚げることで、味の質を落とすことなく、安全な調理可能です。

1度に大量に揚げる

冷凍エビフライを1度に大量に揚げると、油の温度が下がり、衣の水分を飛ばしきれないため、ベチャッとした仕上がりになってしまいます。失敗をしないためには20センチ以上の大きめサイズの鍋を選び、一度に入れる量を3～4個までに留めておきましょう。

 

エビフライの大きさにもよりますが、油に入れる直前まで冷凍庫に入れておくと、美味しく仕上がります。

揚げている最中に触りすぎてしまう

冷凍エビフライを揚げている最中に触りすぎると、衣がはがれてしまいます。むらなく火を通そうと触りたくなる気持ちはわかりますが、我慢しましょう。エビフライを油の中に入れたら極力触らず、きつね色になるまで様子を見ることが重要です。表面の色が変化し、ひっくり返すときまで触らないことがおすすめです。

冷凍エビフライが美味しくなる揚げ方の手順

冷凍エビフライが美味しくなる揚げ方の手順を紹介します。

 

1. 家庭用鍋の深さの2/3くらいまで油を入れる。
2. 火をつけ、油を170℃〜180℃までの温度を保つ。
3. 冷凍したエビフライを3〜5個入れたあと、3分ほど揚げる
   （3分の内、2分間はさわらないようにする）

 

揚げ物をしている際は油の温度を一定に保ち、揚げすぎないことが重要です。また、冷凍エビフライを揚げているときは、音と目で確認しましょう。入れてすぐは、音と泡は小さめですが、揚がってくると、音と出てくる泡が大きくなります。見極めを間違えると揚げすぎの原因となるため、小さな変化を見落とさないようにしましょう。

揚げ終わったら、尾の部分を上にして立て、揚げ網に置くことで油の切れが良くなります。冷凍エビフライをカラッと揚げるためには、一つ一つのポイントを守ることで、美味しく仕上がります。

冷凍エビフライを美味しく揚げるためのコツ

冷凍エビフライを美味しく挙げるためには、油の温度と衣の処理が重要です。

 

• 油の温度をキープする
• 衣をこまめに処理する

 

それぞれ詳しく解説します。

油の温度をキープする

エビフライだけではなく、揚げ物をするときは油の温度が大切です。油の温度が高すぎると、見た目はきつね色でも食べてみると、中に火が通ってない状態になります。一方、油の温度が低い状態だと、中にしっかりと火は通りますが、衣の水分を飛ばしきれないため、ベチャッとした仕上がりになります。したがって、170～180℃の温度で揚げると、見た目も食感も、美味しく仕上がります。

衣をこまめに処理する

冷凍エビフライを何本も揚げていると、はがれた衣が油の中に溜まっていきます。放置すると、油はねや油が痛む原因になります。そのため、一度揚げたら取り除き、衣が無い状態で次の冷凍エビフライを入れて揚げるようにしましょう。衣サクサク、中身はフワフワの冷凍エビフライを食べよう

冷凍エビフライを失敗しないで揚げるポイントは以下の3つです。

 

• 上げる直前まで冷凍しておく

• 温度に気をつける

• 一度に大量に入れすぎない

 

揚げ方のポイントを抑えることで、美味しく仕上げられます。ぜひこの記事を参考に、エビフライを揚げてみてください。